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技術① ~計算の基礎固め~

 

今回のブログでは、

  • 技術

をキーワードに計算の基礎固めについて、書きたいと思います。

 

計算の基礎固めの重要性

私は、2013年4月1日から勉強を始めましたが、DVD通信が始まる9月までは、ひたすら財務会計管理会計の計算の基礎固めを自主的に行っておりました。

 

計算の基礎固めは、かなり重要です。

プロローグ②のスケジュールでご紹介致しましたが、大手予備校の基礎期の勉強は、割と楽にこなせるペースですが、上級期に入った瞬間から、鬼のペースとなります。

とても社会人のことを考えているとは、思えないペースで進みます。

(参考までに、プロローグ②で紹介したスケジュールを添付します)

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この上級期にあまりにも講義ペースから離されてしまうと、講義に追われる毎日で精神的に疲弊する上に、答練でも点数を取れなくなり心が折れてしまいます。

 

これを避ける一つの手段として、計算の基礎固めが効果的です。

基礎の計算を体で覚えるほど、初期段階で極めておくと、ただでさえキツイ上級期の講義中に基礎期の勉強を振り返る必要がなくなり、上級期の講義に集中出来ます。

 

また、計算の基礎を固めることは、本試験突破の道へとダイレクトにつながります。

というのも、短答も論文試験も合格への基本となる戦略は、基礎的な問題を確実に取ることだからです。

 

本試験の突破は基礎問題から

あくまでも、私の試験戦略かもしれませんが、試験問題を三つに分け、優先順位をつけて解くことが時間を考慮した上で最大の点数を獲得出来る戦略です。

 

具体的には:

A確実に解かなければならない基礎問題

B:半分まで回答を絞れるが、確実に答えることがやや困難

C難問、深入りすると時間が取られる

 

上記三つの分類のうち、まずAを優先して解き、確実に点数を稼ぎます。

そして、次にB、そして時間が余ればCを解きます(Cは最悪勘で解いてもOKレベル)。

 

短答・論文ともに同じ戦略で対応することが出来ると思います。

本試験でも短答・論文ともに驚くほど基礎的な計算問題が出ます。

この基礎問題を落とすとかなり致命的ですが、計算の基礎固めをみっちり行っておけば、落とすことはほぼありません。

 

計算の基礎固めのために有効な施策

計算の基礎固めとして、有効なのは各問題について、

  • いつ(X月X日)
  • 何分で(XX分)
  • 解けたのか(〇:解けた/△:解けたが、迷った/×:解けなかった)

を記録し、最低4回解きます。

4回目以降は、△、×の問題のみ解きます。

そして、これをすべてに〇がつくまでひたすら繰り返します。

 

最低四回繰り返し問題を解くことで、体に解き方をしみ込ませることが出来、本番でも迷うことがなくなります。

ちなみに私は、自主勉強期間中に基礎期の計算を7回繰り返し解きました。

 

電卓に慣れている人、時間が限られている人

電卓に慣れていなければ、電卓に打ち込み書いて解くことが有効ですが、電卓に慣れており、時間を有効に使いたい人は、問題集を見て、頭の中で回答のステップを考えるだけでも十分効果があると思います。

 

次回は、

  • 精神

をキーワードにしたブログを書きたいと思います。

 

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