番外編~勉強計画の立て方~
今回のブログでは、コメントを頂きました下記二点について、書かせて頂きます。
- 勉強計画の立て方
- 1日のボリューム
勉強計画の立て方
勉強計画は、下記の手順で立てておりました。
- 自主的に進めたいこと(苦手分野や計算問題の反復)をリスト化する
- 半年単位で大雑把に自主的に進めたいことのスケジュールを割り振る
- 教材(DVD)が届く日をスケジュールに書き込む
- 週単位でアクションをブレークダウンする、その際教材を優先的に進められる計画を考える
例えば、勉強一年目のスケジュールの立て方はこんな感じでした:
講義の進捗に遅れが出ると、精神的にも焦りが生まれ、仕事面・勉強面であまりいい効果を生まないので、自分が頑張れば手が届くレベルのストレッチで計画を立てることが大切だと思います。
一日のボリューム
ざっくりした勉強のボリュームを書きます:
<教材が届いたときのスケジュール>
帰宅後:DVD視聴(2.5h)
朝通勤時:講義で扱った箇所のテキスト読み込み(0.5h)
朝勉強:講義で出された課題対応、もしくはDVD続き(1.5h)
帰宅時:講義で扱った箇所のテキスト読み込み(0.5h)
<自主勉強時のスケジュール>
朝通勤時:テキスト読み込み(0.5h)
朝勉強:計算問題(1.5h)
帰宅時:テキスト読み込み(0.5h)
帰宅後:計算問題(2.5h)
次回のブログでは、
- 技術
をキーワードに短答試験の理論科目対策について、書きたいと思います。
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精神① ~時間管理によるモチベーション維持~
今回のブログでは、
- 精神
をキーワードに時間管理によるモチベーション維持について、書きたいと思います。
勉強をしているときに、どうやったら効率的になるかと考えることは多々あります。
しかし、世間で難関試験と言われているものは、効率性という質の面だけでなく、一定の勉強時間という量が求められると思います。
特に公認会計士試験の計算問題はスピーディーかつ正確に解かなければ合格点を取ることが出来ないため、体で覚えこむことが必要です。
そこで、勉強時間の管理を行うことで、勉強量の見える化を行うことを提案します。
勉強量の見える化
私は、基礎期週30時間を目標に、上級期は40時間を目標に勉強しておりました。
しかし、この勉強時間をいちいち記録するのは、なかなか面倒です。
そこで勉強時間の管理について、色んな方法を試した中で、最も使いやすかったアプリを二つご紹介したいと思います。
【勉強時間管理3】
特徴:日本語であるため、操作は簡単。
【Time Meter Time Tracker】
特徴:基本操作は、英語。
勉強時間だけでなく、運動した時間、遊んだ時間などタイムログをつけたい場合に便利。
どちらも自分が作った項目(科目)ごとに時間集計を日・週・年でしてくれる上に、グラフ化もしてくれるので、非常に使いやすいです。
オススメの機能
その中でも特にオススメしたいのが、Google Calendarとの自動同期機能です。
*上記アプリは二つとも対応してます。
Google Calendarと自動同期すれば、どの日にどんな勉強をしたのかも見える化することが出来ます。
例えばこんな感じです。
こうな風に自動で管理してくれれば、週にどんな勉強をしていたのか、どれだけ無駄な時間を過ごしてしまっているのかも、パッと見で分かります。
勉強量の見える化による効果
勉強量の見える化により私が実感したの効果は下記の三点です:
①【足りない勉強時間の補てん】
働きながらであれば、当然急な残業や飲み会があると思います。
そんなときでも目標週当たり勉強時間に対して、不足した勉強時間が分かることで、週のどこかでその不足した分、勉強することで勉強量を保つことが出来ます。
②【勉強の軌跡を残す】
勉強量はあまり目に見えないため、自分がどれくらい勉強したのかはなかなか実感することは出来ません。
しかし、勉強時間を記録することで自分が勉強した軌跡を残すことが出来、自己満足度合が高まる。
自己をストイックに高めるためには、自己満足という欲求を満たしてあげることが必要だと思います。
③【勉強時間の確保】
社会人であれば、お金があるため、色んな誘惑があります。
しかし、目標勉強時間を決め、それを管理することが出来れば、無駄な予定を削り、本当に大事な予定のみを優先するマインドになります。
次回は、
- 技術
をキーワードにしたブログを書きたいと思います。
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技術① ~計算の基礎固め~
今回のブログでは、
- 技術
をキーワードに計算の基礎固めについて、書きたいと思います。
計算の基礎固めの重要性
私は、2013年4月1日から勉強を始めましたが、DVD通信が始まる9月までは、ひたすら財務会計と管理会計の計算の基礎固めを自主的に行っておりました。
計算の基礎固めは、かなり重要です。
プロローグ②のスケジュールでご紹介致しましたが、大手予備校の基礎期の勉強は、割と楽にこなせるペースですが、上級期に入った瞬間から、鬼のペースとなります。
とても社会人のことを考えているとは、思えないペースで進みます。
(参考までに、プロローグ②で紹介したスケジュールを添付します)
この上級期にあまりにも講義ペースから離されてしまうと、講義に追われる毎日で精神的に疲弊する上に、答練でも点数を取れなくなり心が折れてしまいます。
これを避ける一つの手段として、計算の基礎固めが効果的です。
基礎の計算を体で覚えるほど、初期段階で極めておくと、ただでさえキツイ上級期の講義中に基礎期の勉強を振り返る必要がなくなり、上級期の講義に集中出来ます。
また、計算の基礎を固めることは、本試験突破の道へとダイレクトにつながります。
というのも、短答も論文試験も合格への基本となる戦略は、基礎的な問題を確実に取ることだからです。
本試験の突破は基礎問題から
あくまでも、私の試験戦略かもしれませんが、試験問題を三つに分け、優先順位をつけて解くことが時間を考慮した上で最大の点数を獲得出来る戦略です。
具体的には:
A:確実に解かなければならない基礎問題
B:半分まで回答を絞れるが、確実に答えることがやや困難
C:難問、深入りすると時間が取られる罠
上記三つの分類のうち、まずAを優先して解き、確実に点数を稼ぎます。
そして、次にB、そして時間が余ればCを解きます(Cは最悪勘で解いてもOKレベル)。
短答・論文ともに同じ戦略で対応することが出来ると思います。
本試験でも短答・論文ともに驚くほど基礎的な計算問題が出ます。
この基礎問題を落とすとかなり致命的ですが、計算の基礎固めをみっちり行っておけば、落とすことはほぼありません。
計算の基礎固めのために有効な施策
計算の基礎固めとして、有効なのは各問題について、
- いつ(X月X日)
- 何分で(XX分)
- 解けたのか(〇:解けた/△:解けたが、迷った/×:解けなかった)
を記録し、最低4回解きます。
4回目以降は、△、×の問題のみ解きます。
そして、これをすべてに〇がつくまでひたすら繰り返します。
最低四回繰り返し問題を解くことで、体に解き方をしみ込ませることが出来、本番でも迷うことがなくなります。
ちなみに私は、自主勉強期間中に基礎期の計算を7回繰り返し解きました。
電卓に慣れている人、時間が限られている人
電卓に慣れていなければ、電卓に打ち込み書いて解くことが有効ですが、電卓に慣れており、時間を有効に使いたい人は、問題集を見て、頭の中で回答のステップを考えるだけでも十分効果があると思います。
次回は、
- 精神
をキーワードにしたブログを書きたいと思います。
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時間③ ~通勤時間中の勉強法・勉強の時間配分~
今回のブログでは、
- 通勤時間中の勉強法
- 勉強の時間配分
について書きたいと思います。
通勤時間中の勉強法
通勤時間は大きく、
- 歩行
- 電車・バスの乗車
に分けることが出来ます。
それぞれについて、オススメの勉強法は下記の通りです。
1.【歩行】
- 一度見たことのある講義を倍速で聞きながら歩き、復習する
- 夜に暗記したことを思い出しながら歩き、復習する
2.【電車・バスの乗車】
- 参考書を読む
勉強の基本は、理解し暗記することです。
特に参考書をひたすら読みこむことは、暗記につながります。
講義を通して、勉強内容を理解し、その内容をひたすら読みこむことで、暗記まで持ち込みます。
一度暗記したことは、次に思い出すまであまり時間がかからずに済みます。
参考書を読みこむ際のテクニックに関しては、今後「技術」をキーワードにしたブログにてご紹介します。
歩行時に一度聞いたことのある講義を再度聞くことは、時間を無駄にすることなく復習につながります。
下記のアプリは、倍速で講義を聞くことができ、かなり便利です。
【オススメアプリ】
勉強の時間配分
平日の勉強時間をスキマ時間や無駄な時間を短縮して折角確保出来たとしても、効果的に使いたいですよね。
私は、朝に半分、仕事終わりに半分勉強することをおススメします。
特に朝の勉強はかなり効果的です。
その理由は、下記の三点です。
- 突発的な残業の影響を受けず、朝起きられれば必ず勉強時間を確保できる
- 朝早い時間の電車は空いているため、座りながら参考書を読むことが出来る
- 連続して勉強するよりも、勉強⇒仕事⇒勉強と別のことをした方が、飽きが来ず集中して勉強も仕事も出来る
私は、朝04:55に起き、会社に06:30に出社後、1時間半会社の食堂で勉強しておりました。
勉強していることを会社の人に伝えていなかったので、朝の電車の中で会社の人に出くわすことなく、勉強出来たことはかなり効果的でした。
次回のブログでは、
- 技術
をキーワードにしたことを書きたいと思います。
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時間② ~適切な睡眠時間の設定~
今回のブログでは
- 適切な睡眠時間の設定
について、書きたいと思います。
人には、それぞれ適切な睡眠時間があります。
良い睡眠が取れないと、頭が痛くなったり、やる気が出なくなったりと勉強だけでなく、仕事にも影響を与えます。
それでは、自分の最適な睡眠時間は何時間なのでしょうか。
自分にとって最適な睡眠時間の見つけ方
私が実際に実行し、適切な睡眠時間を発見した方法をご紹介します。
睡眠時間が足りないと体力面(頭痛、動悸など)・やる気(仕事/勉強に対する集中力)の面で支障をきたします。
私は、毎日何時に寝て、何時に起きるのかを事前に決め、その結果をスケジュール帳に記録し、その日の体力面、やる気面を100点満点で評価しておりました。
この評価を一か月の間で、8時間睡眠から4時間睡眠まで試した結果、体力面・やる気面で最も好パフォーマンスが出せる時間を発見することが出来ました。
私の場合は、21:55-04:55までの7時間睡眠が最適な睡眠時間でした。
この睡眠サイクルを休日を含め、毎日続けておりました。
何故こんな早寝早起きをしていたのかは、次回のブログにて紹介します。
正直、何時に寝て、何時に起きるのかを毎日計測するのは、かなり面倒です。
しかし、携帯アプリ(Andoridであれば、「Sleep bot」、iOSであれば、「Sleep Meister」) やウェアラブル端末を利用すると簡単に計測することが出来ます。
ウェアラブル端末としては、Fitbitをおススメします。
Fitbitは、自動で睡眠時間を計測してくれるため、非常に便利です。
しかも、サイレントアラーム機能(バイブレーションを腕で鳴らしてくれる)があるので、やかましい朝を迎えずに済みます。
【携帯アプリ】
【ウェアラブル端末】
【日本正規代理店品】Fitbit ワイヤレス活動量計+心拍計リストバンド ChargeHR Large Black FB405BKL-JPN
- 出版社/メーカー: Fitbit
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: エレクトロニクス
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次回のブログでは、
- 通勤時間中の勉強法
- 勉強時間の配分
について、書きたいと思います。
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時間① ~自分の一日の見える化~
今回のブログでは、
- 時間~自分の一日の見える化~
について書きます。
どれくらい勉強すれば、公認会計士試験に受かるか
私は、2013年4月1日~2015年8月23日までの約2年5か月の勉強期間の中で、
4,655.2時間勉強しました。
各年の一日当たりの平均勉強時間は下記の通りです。
2013年(4/1-12/31):平均4.6時間 (総時間1,261.1時間)
2014年(1/1-12/31):平均5.4時間 (総時間1,964.1時間)
2015年(1/1-8/23):平均6.1時間 (総時間1,435時間)
そして、2年5か月の間の一日当たりの平均勉強時間は、5.3時間です。
つまり、5.3時間日々勉強に充てることが出来れば、2年5か月で合格することが出来ます。
ここで、毎日仕事がある社会人にとって、平日の勉強時間をどのように捻出するのかが、ポイントとなります。
キーワードはスキマ時間です。
自分の一日の見える化
私が実際に行ったスキマ時間の確保方法をご紹介します。
まず、下記のように平日の一日のスケジュールを棒グラフにしてみます。
この中で「短縮出来そうな時間」、「ながら勉強できそうな時間」の見える化を行います。
例えば:
- 昼休みのうち、食事を30分で済ませ、残りの時間を勉強に充てる
- 通勤時間の電車の中では参考書を読むことが出来る
- 風呂に入っている間に参考書を読む
こういった案を自分で作成してみて、実行に移します。
自分の生活リズムがあると思いますので、効果があるもの・ないものがあると思います。
この中で効果があるものを継続することで、スキマ時間を捻出し、平日の勉強時間を確保します。
また、仕事についても、残業を極力減らす工夫をしておりました。
仕事の効率化に関しては、別途「時間」をキーワードにしたブログで紹介したいと思います。
上記スキマ時間の確保の中で、私が実行し、特に効果があった下記三点について、次回のブログで紹介したいと思います。(文量によっては、何回かに分けて書きます)
- 適切な睡眠時間の設定
- 通勤時間中の勉強法
- 勉強時間の配分
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